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阿蘇神社の縁結びの松にご利益あり?アクセス・時間まとめ

阿蘇神社の縁結びの松にご利益あり?アクセス・時間まとめ

阿蘇神社は、熊本県阿蘇市にある肥後国一宮。阿蘇の主神「健磐龍命(たけいわたつ)」をはじめ、阿蘇十二神を祀り、全国、約500社の阿蘇神社の総本社とされます。

阿蘇神社は、阿蘇山の北麓のカルデラ内に鎮座し、古く、その祭祀は、阿蘇火山の噴火を鎮めるものでした。現在も、中岳火口はご神体として「神霊池」と呼ばれ、火口へ御幣を投げ入れる火口鎮祭が行われています。

古く、阿蘇山の噴火は国難の前兆とされ、朝廷は噴火のたびに、鎮撫祈願を行い、阿蘇神社はその権威を上げてゆきました。

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神話と歴史に彩られたパワースポット、火ノ国の物語

阿蘇神話では、神武天皇の御子の「日子八井命(草部吉見神)」と、孫の健磐龍命が、順次、下向して火ノ国、阿蘇を開拓します。

そこには「外輪山を蹴破り、満々と湛えた湖水を流して開拓した。」などといった神話的な逸話で彩られた神々の姿が見られ、その中で、征服氏族が、先住の民と婚姻を通して同化してゆくさまが語られます。

孝霊天皇9年、健磐龍命の御子で、初代、阿蘇国造の「速瓶玉命(はやみかたま)」が、健磐龍命の神霊を祀ったものが、阿蘇神社の創始とされます。以降、阿蘇神社は肥後国一宮として崇敬され、広大な社領を有して興隆します。

健磐龍命の裔とされる古代氏族、阿蘇氏は、阿蘇大宮司家として、中世には武士団を形成し、本拠を阿蘇から矢部に移し、肥後の大族として最盛期を迎えます。

やがて、島津氏の北上など、戦国期の混乱の中で、阿蘇大宮司家は浮沈を繰り返します。が、のちの肥後領主の加藤清正や細川氏のもと、阿蘇大宮司家の系譜は、受け継がれてゆきました。

現在の阿蘇大宮司家は92代とされ、日本有数の古い家系ともされます。

縁結びの松など、ご利益スポットが散在。阿蘇神社の歩き方

阿蘇神社の縁結びの松にご利益あり?アクセス・時間まとめ

阿蘇神社は少し不思議な造りになっています。社殿は東を向いているのですが、参道は社殿の前を阿蘇山に向かって南北に伸び、参道の南北両端に鳥居が立って、横参道と呼ばれます。

北の鳥居からは、参道の先、南の鳥居の正面に、阿蘇の高岳を望みます。古い信仰においては、この参道自体に意味があったともされます。

正面には日本三大楼門のひとつとされる豪壮な二層楼門。そして、境内の正面に拝殿。その後方、杉林を背に建つ三つの壮麗な神殿に、健磐龍命をはじめ、阿蘇十二神が鎮座します。それら神殿群、楼門などは国の重要文化財です。

拝殿の右手、願いを叶えるとされる神石「願かけの石」が、パワースポットとして人気です。石を3回なでて、願いごとを唱えます。

傍には謡曲に因んだ縁結びの「高砂の松」。男性は左から2回、女性は右から2回、松の木をまわると縁結びのご利益があるとされます。

阿蘇神社の縁結びのお守りは「赤い糸巻き」と「水色のハート」。ストラップになって人気です。

また、楼門前に湧き出る名水「神の泉」は、不老長寿の名水として珍重されています。

阿蘇神社の横参道や門前には、15ヶ所のお店に「水基(みずき)」と呼ばれる湧水スポットがあります。それぞれ、金運の泉、酒杜の泉、文豪の泉など、お店に因んだ名がつけられ、時間をかけてゆっくり散策したい場所です。

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阿蘇神社の縁結びの松にご利益あり?アクセス・時間まとめ

阿蘇周辺には阿蘇神社の類社が散在します。阿蘇神社の元宮で、二千年の歴史を持つともいわれる「国造神社」は、阿蘇の母神とされる女神を祀ります。阿蘇外域の草部に鎮座する下り宮「草部吉見神社」は、阿蘇の古神を祀る祖霊社。

そして、阿蘇神社の神事が、古神、草部吉見の婚姻を祝うとされる「火振り」や、白装束白頭巾の女性たちが、神にささげる食膳を頭にのせて行幸する「宇那利(うなり)」などの華麗な絵巻。阿蘇の神々の謎を秘めた習俗とされます。

阿蘇最高の展望所とされる大観峰から望む阿蘇五岳は、仏の涅槃像に擬せられます。その壮大な姿は、天地創造の息吹きを感じさせます。

そして、神々の国とされる、阿蘇のパワーの根源が、世界でも有数の大陥没孔(カルデラ)を持つ、巨大な火山であったことに、あらためて気づかされます。

阿蘇神社
祭神 健磐龍命 阿蘇都比咩命ほか10柱
社格 式内社 名神大 肥後国一宮 官幣大社 別表神社
創建 孝霊天皇9年
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
0967-22-0064
アクセス
JR豊肥本線「宮地駅」徒歩15分
車では
九州自動車道「熊本IC」約1時間
例年、正月の初詣参拝では交通規制が行われます。