小さいおじさんの大宮八幡宮はパワースポット?安産祈願やお宮参りについて
小さなおじさんの姿をした妖精を見たというウワサから、大人気のパワースポットになった大宮八幡宮。
縁結びや安産にもご利益がある場所です。
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大宮八幡宮(おおみや はちまんぐう)の概要
いまから950年以上前の、平安時代後期。
戦地へ赴く源頼義がこの地を訪れたとき、なにか不思議な力を感じたそうです。
その体験を忘れられなかった源頼義は、京都府八幡市の男山に鎮座する石清水八幡宮から分霊をいただき、大宮八幡宮を創建しました。
石清水八幡宮は、三重の伊勢神宮、京都の賀茂社(上賀茂・下鴨神社)と並び、日本三社の一社であり、さらに宇佐神宮、筥崎宮(または鶴岡八幡宮)と並ぶ、日本三大八幡宮の一社でもある、京都を守る重要な役割を持った神社です。
そんな神社から分霊をいただいたのですから、源頼義がいかにこの地ですごいパワーを感じたのか、想像できそうなエピソードですよね。
大宮八幡宮の御祭神は、石清水八幡宮にも祭られている15代天皇である応神天皇と、その父母である仲哀天皇と神功皇后です。
応神天皇は八幡神(やはたのかみ、はちまんじん)、八幡さまとして全国で親しまれています。
応神天皇は産まれるよりも前、神功皇后のお腹にいるころから、神としての力を発揮され、胎中天皇とたたえられてきました。
そのことから、大宮八幡宮は縁結び・安産・子育てにご利益があると信仰されています。
都内最大のパワースポットとも
長い歴史にはぐくまれてきた大宮八幡宮は、都内最大のパワースポットとも言われています。
「大宮」の名前の通り、境内は15,000坪という広大な面積で、たしかにどこを歩いていても空気感が違います。
木々の中に鎮座する、総檜造りの社殿は圧倒的な荘厳さです。
豊かな自然が残されている中には「多摩清水乃社(たましみずのやしろ)」という湧き水が出る場所もあります。
この湧き水はペットボトルに入れて持ち帰ることができるので、ぜひいただいていきましょう。
ひょっとしたら源頼義もこの湧き水で喉を潤したのかもしれませんね。
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小さいおじさんって?
大宮八幡宮で「小さいおじさん」の姿をした妖精のような存在を見たという話が多数あります。
おじさんがどんな服装だったのか?どのくらいの年齢のおじさんなのか?は、人によってマチマチですが、大宮八幡宮で不思議な存在を感じる人はたくさんいるようです。
東京にはさまざまな寺社があるけれど、なぜか小さいおじさんの目撃談は大宮八幡宮に集中しています。
小さいおじさんに会ったら運気が上がったという声もあれば、特になにもなかったという声もあります。
ひとまず、悪い存在ではなさそうです。妖精のような存在は、会おうと願っていても会えるものではありません。
ぼんやりと森や神社を眺めていると、ひょっこり顔を出してくれるかもです。
どんな小さいおじさんに会えるか、楽しみですね。広大な境内を散策してみましょう。
安産祈願とお宮参りでも人気です
大宮八幡宮に祭られている応神天皇の母である神功皇后は、お腹に応神天皇を宿した状態で大陸へ出陣し、北九州へ帰還した後に無事に出産したと伝説があります。
いまから1000年以上も前の時代に、すごい話ですよね。
日本には妊娠5ヶ月目の最初の「戌の日」に安産を祈願する「戌の日詣り」の風習があり、大宮八幡宮でも安産祈願に訪れる人がたくさんいます。
マタニティマークがデザインされたかわいいお守りや絵馬があるので、プレゼントにもよさそうです。
また、出産が終わった後、1ヶ月ごろに健康を願って母子でお参りする「お宮参り」も人気なので、境内で妊婦さんや赤ちゃんを見かけることが多いです。
「子育て八幡さま」と親しまれている大宮八幡宮から、たくさんのパワーを分けてもらいましょう。
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大宮八幡宮の御朱印
寺社でいただける参拝の印で「御朱印」。
お札と同じく、とても神聖なものです。
大宮八幡宮の御朱印は「御鎮座九五0年式年」という、長い歴史を語る朱印の施された、格式を感じられるもの。
パワースポットや小さいおじさん人気で、いつも大勢の人で賑わっているため、平日や朝の早い時間に参拝して頂戴するのがオススメです。