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秋田の天徳寺|宗派・アクセス・バス・御朱印まとめ

秋田の天徳寺|宗派・アクセス・バス・御朱印まとめ

多くの趣ある文化財があなたを迎えてくれる古のお寺天徳寺。

秋田の歴史巡りに外せないお寺として人気が高いですね。

そんな天徳寺の宗教は?アクセスはどう?について調べてみました。

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秋田天徳寺の「歴史」と「宗派」

天徳寺の歴史

秋田県秋田市にある天徳寺は、常陸国守護大名の佐竹義人が、夫人を弔う為1462年常陸太田に開創されました。

その後、1602年佐竹義宣が秋田へ転封され久保田城を築き、初代秋田藩主(久保田藩)になったので、一緒にお寺も移転したという歴史があります。

天徳寺自体はかつて二度の火災に遭っていますが、その都度再建され、今日の寺格を有する名高いお寺となりました。

天徳寺の伽藍(がらん)は秋田県の寺院で唯一の重要文化財建造物で、佐竹氏の菩提寺として維持されていて、多くの文化財を有しています。

※菩提寺(ぼだいじ)とは代々その寺の宗旨に帰依して(先祖の)位牌を納めてある寺の事。菩提所ともよばれています。

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宗派は曹洞宗

曹洞宗(そうとうしゅうと読みます)についてですが、こちらは仏教の中で最も信者が多いものです。

南無釈迦無尼仏(なむしゃかにぶつ)を唱えながら座禅を組みます。

南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経は唱えません。

また、特別な思想や食べ物に関する制約なども特にない、一般的な宗派となっています。

本山は福井県の永平寺と神奈川県の総持寺です。

またブリタニカ国際大百科事典の記述によれば

曹洞宗(そうとうしゅう)
禅宗の一派。
中国の禅宗第六組彗能の法系である洞山かい(807~869)を祖とする。
中国禅宗五家七宗のひとつ。
中国曹洞宗は、道元、東明、東稜の三派が日本へ伝わったが、13世天童如浄(1163~1228)の法を入営して伝えた道元派のみが栄え残った。

とあります。

天徳寺の御朱印についてもっと知りたい

御朱印とは日本の寺社固有のものですが、その高い芸術性により、広く海外にも知られています。

京都や鎌倉などでは、外国人の法が御朱印を頂く姿をよく見かける程です。

御朱印の起源は?

朱肉で印を押したものを「朱印」と言います。

その起源は、江戸時代以降、一般の人が写経したものをお寺に納める際、その受付の証として発行されたものを御朱印と言うようになりました。

御朱印のことを「納経印」とも言いますが、そういう意味があったのですね。

御朱印を頂く際のマナー

きちんと参拝する。

参拝中は携帯・スマホなどの電源を切る。

神前、仏前では帽子を取るなど、おごそかに神仏と向き合いましょう。

【神社】
鳥居の前で一礼、手水舎で清める。
拝殿に向かい再選を納め鈴を鳴らし、ニ拝二拍手一拝の礼を行う。

【お寺】
山門で一礼。手水舎で清める。
本堂(本殿)に向かって賽銭を納め合掌します。

御朱印の値段は?

そもそもが販売という類ではない御朱印。

お寺の中には、お金を受け取らないお寺もあるようですが、現在、一般的には「300円~500円が定番料金の所が多いようです。

値段が明確に表示されている場合がほとんどですが、無い場合、料金を確認すると確実ですね。

御朱印の魅力

御朱印は今やグローバルな芸術性を醸し出す日本古来のアートのような存在です。

美しい朱色と墨色のコントラストが日本人のみならず、海外の人の心も魅了する稀有なものとなっています。

寺社により、実に多種多様で個性的な御朱印があり、同じ寺社の御朱印でも、書いてくださる方により個性は様々で、ひとつとして全く同じものは存在しません。

また、時間の経過とともに風合いを増したように感じられるなど、日本独特のオンリーワンアートと言っても過言ではないでしょう。

天徳寺へのアクセス

■秋田県秋田市天徳寺
所在地:秋田県秋田市泉三獄根10-1
電話:018-868-1700
営業:通年
休み:無休(本堂見学は仏事などによる臨時休あり)
時間:9~16時(閉院)
アクセス:JR秋田駅から秋田中央交通神田方面行バスで15分
天徳寺前下車すぐ
駐車場:あり(無料)

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まとめ

天徳寺の藍配置背後の五庵山を背負い、総門から本堂まで一直線に配置され、本道左奥が御霊屋(歴代藩主墓)になっています。

参道は古い石畳の両脇に松が生い茂るため、総門をくぐった瞬間から周りの住宅街とは隔絶された世界となり、その雰囲気は圧巻です。

御霊屋は大名家らしく、屋根・外壁等が朱色に染められています。

ですがそれ以外の建物は決して派手でなく、むしろ質素ながら重厚感を感じさせる造りとなっています。

それだけにより一層、秋田を代表する建造物であるという趣が伝わって来ます。

一度ご覧頂きたいです。

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