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パワースポット箱根神社のご利益・お守り・アクセス情報

パワースポット箱根神社のご利益・お守り・アクセス情報

神奈川県の箱根町にある箱根神社は757年に創建された歴史ある神社で、有名な武将や、昭和の大物政治家が祈願に訪れた関東総鎮守です。

箱根神社のご利益や縁結びの効果、お守りやアクセス方法、パワースポットたる所以について調べてみました。

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箱根神社の基本情報

住所 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
参拝時間 拝観自由
休業 無休
宝物殿 09:00~16:30 (入館は16:00まで)
大人(中学生以上) 500円 小人(小学生)300円

⇒⇒⇒箱根神社(九頭龍神社)公式ホームページ【「車」「電車」「バス」の行き方が詳細にのっています。】

箱根神社へのアクセス方法、駐車場

アクセス

●箱根湯本駅から

  • 伊豆箱根バス「元箱根・箱根町」行(湯本駅より40分)「元箱根」下車 徒歩10分
  • 箱根登山バス「元箱根・箱根町」行(湯本駅より40分)「元箱根港」下車 徒歩10分

●小田原駅から

  • 伊豆箱根バス「元箱根・箱根町」行(小田原駅より60分)「元箱根」下車 徒歩10分
  • 箱根登山バス「元箱根・箱根町」行(小田原駅より60分)「元箱根港」下車 徒歩10分

駐車場

第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場(許可車両のみ)、第二鳥居駐車場、北参道駐車場があります。

収容台数は約180台です。

駐車台数のご案内

箱根神社の歴史

箱根神社はもともと、関東の山岳信仰(さんがくしんこう:山を神聖視し崇拝の対象とする信仰)の一大霊場(神仏の霊験あらたかな場所)でした。

箱根路(小田原から箱根峠を越えて三島に至る道。約31キロ。北方の足柄峠を通る足柄路に対していう。箱根八里。)が開通すると、旅人は箱根神社に安全を祈願するようになります。

平安初期に活躍した武人、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が東北制圧に向う際に箱根で戦勝祈願をしたと言われています。

以後、運開き・勝負の神としても有名となり

  • 源頼義(みなもと の よりよし・平安時代中期の武将)
  • 源頼朝(みなもと の よりとも・鎌倉幕府の初代征夷大将軍)
  • 源義経(みなもと の よしつね・平安時代末期の武将)
  • 徳川 家康(とくがわ いえやす・戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・江戸幕府の初代征夷大将軍)

など名だたる武将が箱根神社を訪れました。

東海道が整備され箱根の宿が立ち並ぶようになると東西交通の要として、箱根神社は益々盛んになります。

明治天皇・昭憲皇太后両陛下の御参拝、各皇族方の参拝が相次いで行われ、今では、年間2千万人を越える観光客が訪れる神社となっています。

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箱根神社のお守り、ご朱印情報

和合御守(なかよしまもり)

箱根の伝統工芸品として有名な寄木細工で作られた「麻の葉模様」は厄難を避け、健康と調和をもたらす文様です。

世界で一つしか、ふたつの模様が合うものがなく健康でいつまでも仲良く歩む事ができるようにと祈願を込めた和合御守(なかよしまもり)が人気です。

ご朱印

ご朱印の初穂料は300円です。

境内にあるお札所で、箱根神社と九頭龍神社と箱根七福神の3種類のご朱印をいただくことができます。

3種類すべてのご朱印をいただくとなると900円になりますね。

箱根神社のパワースポット

テレビや雑誌などメディアでたびたび取り上げられることの多い箱根神社は「金運」「恋愛運」「勝負運」「商売繁盛」などなど運気アップのパワースポットとして有名です。

矢立の杉

⇒⇒⇒箱根の矢立の杉画像

征夷大将軍に任命された坂上田村麻呂が東北制圧に向う途中、箱根の山を越える際に箱根神社に参詣し、「矢」を献上して武運を祈願し、その甲斐あってか、東北方面を平定しました。

後世の武将もこの例にならって、神前に「矢」を献上し戦勝を祈願しました。

その言われによって「矢立ての杉」とよばれています。

樹齢が1200年と言われ、周囲が6.0メートル、樹高が35メートルと非常に立派な杉です。花粉の時期には行きたくないですが、名だたる武将が祈願したと言う事実があるだけでもパワーを感じるのではないでしょうか。

本殿

箱根神社の中心に位置する本殿です。

日本の神社建築様式の1つである権現造(ごんげんづくり)と呼ばれる建築様式で、日光東照宮と同じつくりです。本殿裏にはヒメシャラ(姫紗羅)の林が、眼下には芦ノ湖が望めます。

本殿を参拝する為の作法をテレビで紹介していたのでご紹介します。

まず、本宮に通じる階段は厄除の意味があり、89段になっているそうです。

正参道の真ん中は神様の通り道なので、端を歩くようにします。

本宮に辿り着くまでにいくつかの鳥居があるのですが、鳥居をくぐる際は「右端か左端から入り、 右端から入る場合は右足から、 左端からなら左足から」入るようにします。

これは、真ん中を通る神様にお尻を向けないようにする為です。

また、絵馬は左側に掛けるとより効果が高まるようです。事業で関東進出の祈願をするならば箱根神社は避けられません。

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九頭龍神社新宮

箱根神社最大のパワースポットと呼ばれ、特に縁結びの神社として人気の高い九頭龍神社(新宮)は「本殿」に隣接しています。

有吉弘行さんや、島田紳助さんなど有名芸能人もお参りに行くそうです。

全国に九頭龍と名のつく神社はたくさんありますが、九頭龍神社といえばここ、箱根を指すのが一般的です。

⇒⇒⇒九頭龍神社の画像

「本殿」に隣接している九頭龍神社(新宮)は参拝しやすいようにと2000年に作られたもので、本宮は芦ノ湖湖畔にあります(後述)。

新宮では箱根山が源の「龍神水」という霊水が湧き出ており、浄化作用やヒーリング効果があると言われ、口にすることで一切の不浄を洗い清めてくれるそうです。

安産杉

⇒⇒⇒安産杉の画像

源頼朝と北条政子夫妻が安産を祈願し、三代目将軍の源 実朝(みなもと の さねとも)が無事生まれたことから「安産杉」と呼ばれるようになったと言われています。

(一説では根の部分の穴が女性のそれに形が似ているとのことで・・・)
⇒⇒⇒別の角度の安産杉画像

箱根付近で安産を祈願する場所はあまりないらしいので、この「安産杉」で祈願するのが良さそうです。

九頭龍神社本宮

「金運・開運」「縁結び」のご神徳があるといわれ特に「縁結び」ご利益があるとされます。

女性の間に口コミで広がっている「九頭龍神社本宮」は、箱根園バス停から30分以上歩くにもかかわらず、毎月13日行われる月次祭では多くの人が参拝に出かけます。

九頭龍神社に霊力があると言われるようになったのは、大正12(1923)年の湖水祭でお櫃が浮かんでしまったことがきっかけです。

湖水祭では、白いお櫃に赤飯を入れ、御供船に載せて湖底に沈めます。

このお櫃が浮かび上がってくると龍神が受け入れなかったとされ、災いが起きると言われているのですが、1923年は関東大地震(大震災)のあった年です。

⇒⇒⇒九頭龍神社本宮の画像

まとめ

ここまで見てきて、箱根神社は間違いなく、偉大なるパワーが宿っている場所だと確信を得たのではないでしょうか?

箱根は美しい自然や温泉に恵まれ、多くの人々で賑わう観光地でもあります。

箱根へ訪れる際には是非、箱根神社への参拝をオススメします。

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