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原宿「東郷神社」のZ旗にご利益あり?アクセスや挙式まとめ

原宿「東郷神社」のZ旗にご利益あり?アクセスや挙式まとめ

原宿「東郷神社」のZ旗にご利益あり?アクセスや挙式まとめ

いつも若者で賑わう、原宿ファッションの発信地・竹下通り。その喧噪の脇には厳かな「東郷神社」があります。

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東郷神社って?

原宿「東郷神社」のZ旗にご利益あり?アクセスや挙式まとめ

幕末から明治、大正、昭和という激動の時代を生き、日本海軍の指導者として日清・日露戦争を勝利に導いた軍人・東郷平八郎。彼の存在がなければ、日本の国際的な地位や、その後の歴史は大きく変わっていたことでしょう。

軍人としての指導力のみならず、幼いころの昭和天皇の教育係も担当するなど、文武両道の人でした。

1934年に死去すると、全国から「神社にお祀りして欲しい」という声と多額の献金が寄せられ、東郷神社が作られました。

数々の戦歴を挙げた東郷平八郎にあやかり、勝利の神様として合格祈願や必勝祈願、船舶や飛行機の安全、もちろん良縁にもよいと言われています。

アクセス方法

東郷神社へはJR山手線「原宿」駅から竹下通りを進み、竹下通りの中程にある「原宿ジュネスビル」の手前で左折するのが最短ルートです。

きちんと鳥居をくぐってから参拝したいときは、竹下通りを明治通りまで進み、明治通りを左折して少し歩くと、左手に鳥居が見えてきます。

日中の時間の竹下通りはとにかく若者で賑わっています。

外国からの観光客もたくさんいて、まっすぐ歩くのが大変なほど。

早朝や夕方は人が少ないので、落ち着いた気持ちで参拝したいならその時間帯がオススメです。

東郷神社の開門時間は、4月から10月までは朝6時、11月から3月までは朝6時30分。

閉門時間は17時です(お正月を除く)。

東京メトロ「明治神宮前」駅からの場合は、A5出口を出て明治通りを代々木方面へまっすぐ進めば、竹下通りの先に鳥居が見えてきます。

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Z旗ってなに?

無敵艦隊として世界に名をとどろかせていたロシアのバルチック艦隊と対決することになった日露戦争。

このとき、司令長官の東郷平八郎は戦艦・三笠の艦上に「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」という意味を持たせて、黄色・青・赤・黒でデザインされた旗「Z旗」を掲げました。

結果は日本海軍の圧勝。大国ロシアにアジアの小国が勝利した!というのは、欧米列強の植民地政策に苦しめられていた国々に、大きな喜びと希望を与えました。

これ以降、海軍の重要な戦いにおいてはZ旗を掲げることが行われ、勝利祈願のシンボルになったのでした。

東郷神社では、このZ旗がデザインされた「勝守(かちまもり)」や、必勝祈願ののぼりが販売されています。

いまから100年近く前、Z旗を見上げながら日本の未来へ希望をつなげるために全力で戦った人たち。

その思いに触れながら、勝利を祈願してみましょう。軍人の神様ではあるけれど、ハローキティとコラボした「東郷元帥キティ守(健康守)」、「交通安全キティ守」や、「マイメロディ守(健康守)」といったかわいいお守りもあります。

「東郷神社」という格式ある文字と、キティが一緒に刺繍されているのにギャップ萌えしそうです。

東郷神社の御朱印

御朱印とは、専用の「御朱印帳」へ寺社ごとの朱印と、寺社名や参拝日などを筆書きで書いていただける、参拝の印です。

お札と同じく、とてもありがたいものですので、いただく際や取り扱うときには必ず神聖な気持ちを心がけましょう。

旅行の記念スタンプとは違います。東郷神社の御朱印は、勝利の神様らしく「勝」の朱印が力強く押されています。

なにかに打ち勝ちたいとき、ここ一番の大勝負のときには、ぜひ御朱印からパワーを分けてもらいましょう。

神前式の挙式もステキです

東郷神社には原宿の喧噪の側とは思えないほど、豊かな自然の日本庭園があります。

春は桜が咲き、初夏には緑が眩しく、秋は鮮やかに葉が色づき、冬には雪で覆われる、四季の移り変わりを感じられる庭園です。

和の伝統を大切にした美しさと、西洋のクラシカルスタイルが融合したこの場所で、神前式の挙式を行うことができます。

さらに、神社へと通じる参道のまわりへかがり火を灯し、神聖な雰囲気をさらに高める「火参進」を1日1組限定で実施しています。

かがり火の中を歩くなんてなかなかできませんよね。

正統な神前式は、ふたりに取っても、ゲストに取っても、忘れられない時間になるはずです。

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