湯島天神は学問の神、菅原道真を祀る学業成就のお宮。
受験シーズンには合格祈願で賑わいます。
境内には道真公が愛したという梅の木が植栽され、早春の時期、満開の梅の下に、合格祈願の絵馬が所狭しと並びます。
境内では「梅まつり」も開催され、参拝客で溢れます。
ここでは、湯島天神の学業成就、合格祈願の実際と、魅力溢れるこの宮の楽しみ方をお届けします。
SPONSOR LINK
この記事の概要
関東三大天神ともされた湯島天神の歴史
湯島天神の縁起では、この宮は雄略天皇の勅命により天之手力雄命を祀り、458年に創建されたとされます。
その後、1355年に道真公の神霊が勧請されて、天満宮となり、徳川家康の江戸入府においては神領を寄進され、幕府の崇敬を受けて江戸を代表する天満宮とされました。
湯島天神の学業成就や合格のお守りは、受験生必携
道真公は優れた学者であり、また詩人であったことから、学問の神とされました。
この宮でも学業成就や合格のお守りが大人気。
学業成就、合格祈願御守は800円、学業成就鉛筆(1ダース)600円
資格勝得御守は700円。合格祈願の絵馬は1000円です。
また、学業成就や合格の祈願は、初穂料 5000円から。
祈願受付は午前9時15分~午後4時30分。
そして、合格祈願の願いがかなった時には、お礼参りを忘れずに。
お礼詣では初穂料 3000円、だるまの絵馬をいただけます。
SPONSOR LINK
学問の神、天神さまは子どもの守護とも。湯島天神の七五三参り
七五三参りはお子さまの健やかな成長を感謝して3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児が参詣する行事です。
湯島天神の七五三祈願は10月中旬~11月末の午前9時~午後5時の受付。
また、便利な七五三パック(貸衣裳、美容着付け、写真2ポーズ)の予約を社務所にて承っています。
湯島天神の「梅まつり」は早春の風物詩
湯島天神の境内には、白梅を中心に300本の梅が植栽されて、江戸期より梅の名所として親しまれています。
毎年2月上旬~3月上旬には「梅まつり」が開催され、天神太鼓や野点などの催しも行われて、多くの人出で賑わいます。
17~19時には夜観梅のライトアップなども行われ、早春の風物詩となっています。
湯島天神の御朱印やお守りの時間は?アクセスと駐車場まとめ
湯島天神の梅を有名にしたのは、泉鏡花作の新派の「婦系図(おんなけいず)」の芝居。
この宮は主税と薄幸の元芸者、お蔦の別れ話の舞台となった場所、境内には新派の記念碑や鏡花の筆塚があります。
そして、昭和17年公開の映画「婦系図」の主題歌「湯島の白梅」は、戦中の歌として大ヒットしました。
湯島天神は春日通りの切通坂上り口にあり、東側には女坂、男坂の石段があります。
そのあたりは昔の風情を色濃く残す、魅力溢れる界隈です。
湯島天満宮(湯島天神)
祭神 天之手力雄命、菅原道真
社格 旧府社、別表神社
創建 458年
東京都文京区湯島3-30-1
03-3836-0753
公式HP:湯島天神公式サイト
開門 午前6時~午後8時
交通
東京メトロ千代田線「湯島駅」3番出口 徒歩2分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」A4出口 徒歩5分
東京メトロ銀座線「上野広小路駅」A4出口 徒歩5分
JR山手線「御徒町駅」北口 徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」 徒歩9分
周辺に有料駐車場数ヶ所