春日大社の拝観料は?藤の見ごろと鹿おみくじについて

春日大社は、奈良市の御蓋山(みかさやま、春日山)の麓に鎮座します。

藤原氏の氏神を祀るために、鹿島神宮の武甕槌命、香取神宮の経津主命、枚岡神社の天児屋根命と比売神の4柱を併せ、春日大神として社殿を造営したとされます。

全国3000の春日神社の総本社で、祭神の武甕槌命が白鹿に乗ってきたことに由来して、鹿を神使とします。

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平成27年、28年は式年造替、春日大神は仮殿に鎮座

春日大社は平成27年、28年にかけて、二十年に一度の「式年造替」による本殿の建て替えが行われています。その間、春日大神は「移殿」へ仮殿遷座されています。

一般は幣殿での参拝ですが、平成28年3月31日までの特別参拝は「御仮殿特別参拝(初穂料500円)」となっています。

また、平成27年7月~10月の期間には、神主や巫女による「案内付き御仮殿特別参拝(10:30と13:00の2回、初穂料500円)」が行われています。

尚、本殿の修復が終わり、春日大神が本殿に戻られる「本殿遷座祭」は、平成28年11月6日となります。

藤原氏にまつわる春日大社は「藤」づくしの社

藤原氏の氏神、春日大社は「下り藤」を社紋とします。そして、神苑には藤が自生し、巫女さんの簪又も藤の花です。

幣殿の傍にある「砂ずりの藤」は、樹齢700年とされる名木。5月の上旬に、花が地面につくほどに伸びることからその名を得ました。

また、神苑の万葉植物園には「藤園」があります。20種、200本もの藤が立ち木作りで植栽され、藤の名所ともなっています。

藤の開花状況は、気候により前後しますが、通常は4月の末から5月の上旬が見ごろ。ゴールデンウィークが混雑のピークとなり、観賞は平日がおすすめです。

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神の使い「鹿」が群れ遊ぶ、春日大社神苑の歩き方

一之鳥居から表参道を上り、御旅所を過ぎると、右手に「飛火野(とびひの)」が広がっています。鹿が群れ遊び、その奥には「鹿苑」があります。

奈良公園には約1000頭の鹿が生息しています。毎年5月から7月までは、赤ちゃん鹿が誕生する時期、その間は、妊娠しているお母さん鹿を鹿苑に保護します。

万葉植物園を左にみて、車舎、祓戸神社、二之鳥居と過ぎれば回廊に囲まれる御本社の南門です。

御本社は創建以来1300年、千古の森の中に丹塗、白壁の社殿群と檜皮屋根の4殿の「本殿」が、往古と変わらぬ姿で鎮座します。

奥の「藤浪之屋(ふじなみのや) 」には、平安期から奉納された灯籠が3000基ほどもあり、2月の節分、8月のお盆にはすべての灯籠に火が灯され、幽玄の世界を味わえます。

御本社から若宮神社への「御間道(おあいみち)」には、石燈籠が並びます。右手は御蓋山の森で、山頂の本宮神社の遥拝所があります。このあたりは、太古のパワーが満ち溢れています。

若宮神社の周辺は、古く、神めぐりが行われた場所とされ、人生の平穏を祈願する「若宮15社めぐり」が人気です。

春日大社の人気のお守りたち。白鹿みくじも登場

春日大社のお守りは、何ごとにも打ち勝つ「勝守(初穂料500円から)」、藤を織った身体健全の「身体守(初穂料800円)」、藤の花をあしらった「縁結守(初穂料500円)」、幸運をもたらす「白鹿守(初穂料800円)」などが人気です。

また「鹿みくじ(初穂料500円)」は、一刀彫の鹿が口におみくじを咥えています。式年造替を記念した「陶器の白鹿みくじ(初穂料600円)」も登場しました。

春日大社の拝観料は?藤の見ごろと鹿おみくじについてのまとめ

春日大社のご神徳において、武甕槌命と経津主命は、国譲りに由来して、交渉ごとをすすめ、国を守り導く神とされます。

天児屋根命は託宣と神事の神、比売神は和と愛の神とされ、4柱それぞれのご加護で、春日大神のご神徳は、万民に幸福を施すとされます。

そして、前述の若宮めぐりの中に「夫婦大國社」があります。日本で唯一、ご夫婦の大國さまをお祀りした宮とされ、夫婦和合の神さまとして賑わっています。

春日大社には祭神4柱のほか、61もの摂社、末社が祀られて、そのご神徳は万能とされます。

春日大社
主祭神 春日大神 (武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神)
社格 式内社 名神大 二十二社(上七社)官幣大社 勅祭社 別表神社
創建 神護景雲2年(768年)
奈良県奈良市春日野町160
0742-22-7788

公式HP:世界遺産 春日大社 公式ホームページ
アクセス
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」徒歩30分
JR関西本線、桜井線「奈良駅」徒歩30分
奈良交通バス「春日大社本殿」